「アジア太平洋みどりの京都会議2005」終了 | Asia Pacific Greens Kyoto Meeting 2005 NEWS

「アジア太平洋みどりの京都会議2005」終了

「アジア太平洋みどりの京都会議2005」は、海外ゲスト、国内ゲストで大盛況のうちに終了いたしました。ご来場の皆さん、また、開催に向けてご支援いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

この会議の報告書は、後日実行委員会で作成する予定です。

会議の様子は、新聞等のマスコミでも取り上げられました。以下、新聞記事より転載。

【気候変動など3テーマで分科会 アジア太平洋みどりの京都会議】
 地球温暖化防止を目指す「京都議定書」の発効(16日)を前に開催中の「アジア太平洋みどりの京都会議2005」は12日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で分科会などを行った。国内外の参加者が自国の環境政策の遅れや議定書から離脱した米国の姿勢を批判するなど、環境や平和をめぐるさまざまな問題について熱のこもった意見を交わした。

 同会議は環境問題に取り組む市民らでつくる実行委員会が主催し、11日から3日間の日程で、20以上の国・地域の国会議員やNGO(非政府組織)関係者ら約200人が参加している。この日は気候変動、平和、人権の3つのテーマの分科会と11のワークショップが行われた。

 気候変動の分科会ではNPO法人(特定非営利活動法人)気候ネットワークの浅岡美恵代表が、昨年末にアルゼンチンで開かれた気候変動枠組み条約第10回締約国会議(COP10)の内容を報告した後、「日本政府は温室効果ガスの発生源に温暖化対策の炭素税を課したいが、経済界が反対している」と日本の現状を説明した。

 ネパールや太平洋諸島のサモアなど5カ国の参加者が水位の上昇など自国の気候の異変を訴えたほか、太陽光発電などの推進状況を紹介した。
 参加者は最後に、「世界平和を」などと書かれた短冊を付けたササを持って、JR京都駅周辺をパレードした。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005021200099&genre=H1&area=K10